干し野菜の基本の作り方。保存方法やおすすめ活用レシピも!
2022年12月27日 更新
■干し野菜の基本の作り方。保存方法やおすすめ活用レシピも!
おうちで干し野菜を作ってみませんか?水分が抜けることで素材の旨味がギュッと凝縮され、いつもとはひと味ちがうおいしさを楽しめます。作る際のポイントはもちろん、保存方法やおすすめ活用レシピもご紹介!ぜひチェックしてくださいね。
■初心者さんでも簡単!自家製干し野菜を作ろう
干し野菜とは、切った野菜を干して水分を飛ばしたもの。素材の旨みがギュッと濃縮され、旨みが一段とアップします。また生の野菜より長期保存できるのもポイント。スープやパスタ、煮物などいろいろな料理に活用できます。
干し野菜を作る時のポイント・注意点
・季節や気候の条件
干し野菜作りに適した時期は、晴れが多い春、強い日差しが降り注ぐ夏、空気が乾燥する冬です。曇りや雨が続き湿度の高い時期は、カビが生えやすいため避けましょう。夕方以降は湿度が高くなるので、必ず室内に入れてください。
ザルを使用して干す場合は、風で飛ばされないように気を付けましょう。
干し野菜に向かないものは?野菜の選び方
にんじん・大根・れんこんなどの根菜類や、きのこ類全般は、干しやすく料理に使いやすいためおすすめです。初心者さんは水分の少ない野菜からチャレンジすると、失敗を防ぐことができます。もやし・水菜・レタスのように水分が多く傷みやすいものは、干し野菜に向いていないため避けましょう。
干し野菜作りに必要な道具
干し野菜は干しかごやネットがあれば作れます。おうちにあるザルでも作れますが、ホコリや虫から守るため専用のものを使うのがおすすめ。また専用のものは風通しがよく、簡単に失敗なく干し野菜を作れます。
■旨味たっぷり。干し野菜の基本レシピ(調理時間:5~20分 ※干す時間は除く)
煮物や炊き込みごはんなどに使いやすい、にんじん・さやいんげん・ズッキーニ・なす・しめじの干し野菜です。和洋どちらのメニューにも取り入れられるラインアップなので、毎日の献立作りにとても役立ちます。
食材(作りやすい分量)
・にんじん……100g
・さやいんげん……10本
・ズッキーニ……100g
・なす……100g
・しめじ……100g
作り方
1. 食材の下ごしらえをする
にんじん・ズッキーニをよく洗って水分を拭き取り、皮ごと3~4mm幅の輪切りにします。しめじは汚れを取ってほぐし、さやいんげんはよく洗って水気を拭き取ります。
なすはよく洗って皮ごと3~4mm幅の輪切りにし、酢水(分量外)に15分ほど浸けてから水気を拭き取り、変色を防ぎます。黒っぽくなってしまっても気にならない場合は、酢水に浸けなくてもOKです。
2. 干す
干しかごやザルに1が重ならないよう並べ、時々裏返しながら干します。
セミドライで楽しむ場合は、3時間~半日ほど干します。乾燥が足りなそうな時は、翌日も干します(季節や気候・切り方などの条件によって必要日数が変わります)。
ドライタイプなら5~7日ほど干します(季節や気候・切り方などの条件によって必要日数が変わります)。
■干し野菜の保存方法と使用方法
セミドライタイプ
清潔な容器や袋に入れて冷蔵庫で保存し、4~5日で食べきりましょう。生の野菜と同じように使えます。
ドライタイプ
清潔な密閉容器や瓶に入れて、常温または冷蔵庫で保存しましょう。状態がよければ最長3ヶ月ほど保存可能です。冷蔵庫に入れる場合は、結露に注意してください。5~15分ほど水で戻し、やわらかくしてから調理することもできます。
■干し野菜で作る。チキンのトマトジュース煮のレシピ (調理時間:15分)
野菜をモリモリ摂れる、鶏肉入りのトマトジュース煮です。干し野菜の一部を生の玉ねぎやピーマンに替えてもおいしくお召し上がりいただけます。ドライタイプをそのまま使えば、コリコリとした食感に。やわらかく仕上げたい場合は水に戻してから調理するか、弱火で長めに煮ましょう。
食材(3~4人分)
・鶏もも肉……1枚(230g)
・干し野菜……基本のレシピで作った全量
★トマトジュース……350ml
・塩・こしょう……小さじ1杯
・しょうゆ……小さじ1/2杯
・オリーブオイル……小さじ2杯
・塩・こしょう……少々
・小麦粉……適量
★=セブンプレミアムです。
作り方
1. 食材の下ごしらえをする
鶏もも肉を食べやすい大きさに切り、塩・こしょうを振って小麦粉をまぶします。
干したさやいんげんの両端を切り、半分の長さにします。
2. 鶏もも肉を焼く
油(分量外)を引いたフライパンを中火で熱し、1の鶏もも肉を皮を下にして並べ、2~3分焼きます。
焼き色が付いたら裏返し、さらに2分ほど焼きます。
3. 干し野菜を加えて煮る
干し野菜をすべて加え、全体に油をなじませます。
トマトジュース・塩・しょうゆを加え、5分煮ます。
オリーブオイルを回しかけて完成です。仕上げにハーブやにんにく(すりおろし)を加え、風味やコクをアップさせるアレンジもおすすめです。
■使用した食材はこちら
トマトジュース 900g
https://7premium.jp/product/search/detail?id=3990
価格:税込170円
リコピンを手軽に摂取できる、健康が気になる方にもおすすめのトマトジュースです。食塩不使用で、トマトの濃厚な味わいをお楽しみいただけます。
■干し野菜をたっぷり楽しもう!
ちょっとした作業をするだけでひと味ちがうおいしさになる、干し野菜。水分が抜けているぶん味が染み込みやすく、時短調理にも役立ちます。活用レシピではトマトジュース煮をご紹介しましたが、お味噌汁や煮物もおすすめ。ぜひいろいろなアレンジでお楽しみください。
※お近くのセブン‐イレブン、イトーヨーカドー、ヨークベニマル、ヨークマートほか、グループ各社店舗にてお買い求めください。
※店舗によりお取り扱いのない場合がございます。
※地域により商品規格・価格・発売日が異なる場合がございます。
※表示価格は8%の消費税額を加えた税込価格となります。(酒類等の軽減税率対象外商品は10%の消費税を加算)
※掲載商品を店内でご飲食される場合は、対象商品の税率が10%となります。
※20歳以上の年齢であることを確認できない場合には酒類の販売はいたしません。
※はちみつは、1歳未満の乳児には与えないでください。
※2022年12月27日現在の情報です。