さばき方から詳しく解説。にしんの煮付けの基本レシピ
2022年03月31日 更新
■短時間でサッと煮がコツ!にしんの煮付けの基本レシピ(調理時間:30分)
にしんの旬は秋から春です。10〜12月頃のにしんは卵を抱えていないため、身の脂のりが抜群。一方3〜5月のにしんは、腹に卵や白子を持っており、それを味わう楽しみがあります。どちらの場合も煮付けにすると、おいしさを存分に堪能できるのでおすすめです。
にしんの煮付けは、短時間でサッと煮るのがふっくらと仕上げる秘訣。加熱しすぎるとパサつきの原因になるため気をつけましょう。また、隠し包丁を入れることで、中まで味がしっかりと入りやすくなります。
■材料(2人分)
・にしん……2尾
・しょうが……1片(薄切りにする)
〈煮汁〉
・水……200ml
★純米料理清酒……100ml
★こいくち醤油……大さじ4杯
★純米本みりん……大さじ2杯
・砂糖……大さじ1杯
★=セブンプレミアムです。
■コツ・ポイント
煮込み時間は10分。加熱しすぎに注意し、最初から最後まで中火で一気に煮上げます。皮がはがれやすいので、盛り付ける際はなるべく触らないようにしましょう。
■下ごしらえ
1. にしんのうろこを取る
まな板の上ににしんを置き、包丁の背を尾の手前に当てます。顔に向かってスライドさせ、うろこを取り除きます。裏面も同様にし、さらに腹と背の部分のうろこも取ります。流水で一旦洗います。
2. 頭と尾を落とし、内臓を取る
にしんの背を手前にしてまな板の上に置きます。胸びれが頭側につくように斜めに包丁を入れ、頭を切り落とします。
尾を切り落とします。
にしんを縦に置き、腹の一部を切り落とします。中から内臓を引っ張り出します。
腹をめくり、血合いの部分に包丁を入れます。
流水で表面や腹の中の血をしっかりと洗い、水気を拭き取ります。(腹の中の水気も拭き取ってください。)
3. 半分に切り、隠し包丁を入れる
にしんを半分に切ります。
身の厚い部分に包丁で十字に切り込みを入れます。(この作業を「隠し包丁」と言います。味をしみ込みやすくするためにおこないます。)
■作り方
1. 煮る
フライパンにしょうがの薄切りと煮汁の材料を入れ、中火にかけます。
煮汁が煮立ったら、切り込みを入れたほうを上にしてにしんを並べ入れます。
クッキングシートで落し蓋をし、10分煮ます。
煮汁が半量程度に煮詰まったら、皿に盛り付けます。
2. 煮汁を煮詰める
フライパンに残った煮汁を火にかけ、半分以下の量になるまで煮詰めます。にしんの上にかければ完成です。
■使用した食材はこちら
純米料理清酒 500ml
https://7premium.jp/product/search/detail?id=5842
価格:税込382円
国産米を100%使用した、香り高い料理用清酒です。肉や魚のくさみ消しから、仕上げの風味付けまで、幅広く活用できます。和・洋・中ジャンルを問わず、あらゆるメニューに万能です。
こいくち醤油 1000ml
https://7premium.jp/product/search/detail?id=166
価格:税込149円
すっきりキレのある味わいが特徴の、旨味あふれるこいくちしょうゆです。おひたしにかけたり、煮魚の味付けに使ったりと、さまざまに重宝します。
純米本みりん 500ml
https://7premium.jp/product/search/detail?id=4229
価格:税込327円
料理の味付けはもちろん、つや出しや煮崩れ防止にも役立つ本みりんです。国産米を100%使用し、自然な甘味に仕上げています。煮物や照り焼きに大活躍です。
■にしんをさばいて煮付けを作ろう!
肉厚で食べごたえ満点なにしんは、煮付けにすると格別のおいしさ。さばくところから始めれば、味わい深さが2倍も3倍も増すことでしょう。まるごとの魚を買うメリットは、鮮度が見分けやすいことと、より安く購入できること。ふだん切り身に頼っている方は、これを機にぜひ調理してみてください。
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※20歳以上の年齢であることを確認できない場合には酒類の販売はいたしません。
※はちみつは、1歳未満の乳児には与えないでください。
※2022年3月31日現在の情報です。