揚げ焼きで簡単！やみつき甘辛ごぼうのレシピ

焼き物

野菜

調理時間

：15分

みなさんこんにちは。“料理は楽しく！”がモットーのpomipomiです。この記事では、15分でパパッと作れる「甘辛ごぼう」のレシピをご紹介します。

ほのかに酸味が効いたこってりめの味付けで、噛むごとにごぼうの旨みが広がるひと品。我が家は夫婦2人暮らしなのですが、ごぼう1本分をペロリと完食するほどのおいしさです。おもてなし料理でお出ししても、絶対に褒めてもらえます。

おかずとしてだけでなく、おつまみやお弁当にも大活躍。野菜ひとつでできるため、みなさんもぜひ気軽に挑戦してみてください。ちなみに調理のポイントは、ごぼうを揚げるのではなく揚げ焼きにすること。少ない油でできるため、片付けに手間取られないのが魅力ですよ。

【2〜3人分】

ごぼう

1本（180g）

片栗粉

大さじ1と1/2杯

★純正ごま油

大さじ3杯

〈たれ〉

★鉄釜焙煎白いりごま

大さじ1杯

★特選丸大豆醤油

大さじ1と1/2杯

★穀物酢

大さじ1と1/2杯

みりん

大さじ1杯

砂糖

大さじ1/2杯

★＝セブンプレミアムです。

1

ごぼうを流水に当てて手でこすり、土をきれいに洗い流します。そのままだと土臭さが残ってしまうため、包丁の背で皮を薄くこそげ取ります。皮を落としすぎると風味がなくなってしまうので、薄めにこそげ取るのがポイントです。なお洗いごぼうを使う場合は、この工程を省いて構いません。
2

こそげ取った皮を流水で洗い流し、キッチンペーパーで水気をしっかりと拭き取ります。両端の切り口が乾燥していたり変色していたりしたら、少し切り落とします。ごぼうを横向きに置き、端から厚さ5mmの斜め切りにします。
3

ポリ袋にごぼうと片栗粉を入れ、袋の口を押さえてシャカシャカと振り混ぜます。ごぼうの全面に片栗粉をまんべんなくまぶします。
4

フライパンにごま油を引いて中火で熱し、ごぼうを重ならないように並べ入れます。この際、ごぼうに付いた余分な片栗粉を袋の中で軽く振り落としてからフライパンに入れてください。
5

しばらく触らずに揚げ焼きにし、底面に焼き色が付いたらごぼうを裏返します。反対の面もじっくりと揚げ焼きにし、両面がカリカリになったらキッチンペーパーの上に取り出して余分な油を切ります。
6

フライパンに残った油をキッチンペーパーで拭き取り、たれの材料を入れてやや弱めの中火にかけます。フツフツとしてきたら、取り出しておいたごぼうを戻し入れます。フライパンを揺すったり、箸でごぼうを裏返したりしながら、両面にたれを絡めます。汁気がなくなったら完成です。
ポイント・コツ

少ない油で揚げ焼きにするため、火が通りやすいようにごぼうは厚さ5mmほどに切ってください。筆者は斜め切りにすると見栄えがよいと感じるのでそのようにしていますが、短冊切りでも構いませんよ。
なお揚げ焼きにする際は、焼き色が付くまであまり触らないのがポイント。こうすることで衣がはがれにくくなります。

■輪切りにするとお弁当に入れやすい。青のり風味も美味

お弁当に入れるなら、ごぼうを斜め切りや短冊切りではなく5mm幅の輪切りにすると、すっきりと収まりやすくなりますよ。我が家では夕飯用と翌日のお弁当用に、斜め切りと輪切りを同時に作るのが定番。こうすれば前の晩と同じおかずでも新鮮味が生まれ、お弁当を飽きずに食べられるんです。

ちょっぴり大人テイストに仕上げたい場合は、白いりごまの代わりに青のりを入れるのがおすすめ。とろっとした口当たりになり、磯の香りが食欲を刺激します。しみじみとした奥行きのある味わいで、つい箸が伸びること間違いなし。ごはんはもちろん、日本酒や焼酎のアテにもぴったりですよ。なお分量は大さじ1杯程度、入れるタイミングは調味料と同じでOK！

■簡単おいしい甘辛ごぼうはリピート決定のおりこうレシピ

濃すぎず薄すぎず絶妙な味加減で、一度食べたらやみつき必至の甘辛ごぼう。野菜ひとつ＆揚げ焼きでできるため、みなさんもぜひ気軽に挑戦してみてください。あまりに簡単かつおいしいので、リピートしたくなること請け合いですよ。

基本レシピをマスターしたら、輪切りバージョンや青のりバージョンもお試しあれ。

写真・文／pomipomi