自家製がおいしい。オイルサーディンの作り方
2023年01月24日 更新
■自家製がおいしい。オイルサーディンの作り方(調理時間:80分 ※いわしを食塩水に漬ける時間と冷ます時間は除きます)
オイルサーディンとは、下処理したいわしを油やハーブと一緒に漬ける料理のこと。アンチョビと似ていますが、アンチョビは塩漬けにしたいわしを使うところに違いがあります。
本記事では脂ののったいわしにハーブの爽やかな香りをきかせ、旨みたっぷりに仕上げる自家製オイルサーディンのレシピをご紹介。オイルでじっくり煮込むので、骨まで食べられます。そのままお皿にのせるだけでおしゃれなおつまみに。冷蔵庫で保存がきくので、作り置きにもおすすめです。
■食材
【4人分】
・いわし……12尾
★オリーブオイル……200ml
★キャノーラ油……200ml
・塩……60g
・水……600ml
・にんにく……2かけ
・赤唐辛子……1本
・黒こしょう(ホール)……10~15粒
・ローリエ……2枚
・タイム……5~6枝
★=セブンプレミアムです。
■作り方
1. 以下の下準備をします。
・分量の水に塩を溶かして10%の食塩水を作る
・赤唐辛子の種を取り除いておく
・にんにくは薄切りにする
2. いわしの下処理をします。いわしの頭を切り落し、腹を内臓ごと斜めに切って取り除きます。流水でうろこや血をきれいに洗い流し、キッチンペーパーでやさしく水気をふき取ります。
3. バットに重ならないようにいわしを並べ、食塩水を注ぎます。いわしの身がすべて浸るように表面をラップで覆います。1時間ほど漬け込んだら、キッチンペーパーでていねいに水気を取ります。
4. 底の広いフライパンか鍋を用意し、鍋底にタイムを3~4枝敷きます。その上にいわしを重ならないように並べ、にんにくと黒こしょう、赤唐辛子を散らして、ローリエと残りのタイムをのせます。オリーブオイルとサラダ油をいわしの身が浸るくらいまで注ぎます。オイルの量は、いわしの大きさや調理器具に合わせて調節してください。
5. はじめは強火、小さな気泡が上がりはじめたら弱火にし、低温を保ちながら1時間ほどじっくりと火を通します。加熱後は鍋に入れたまま、自然に冷めるまでおいておきます。
6. 完全に冷めたら、清潔な保存容器にオイルごと移し替えて完成です。冷蔵庫で1週間ほど保存できます。
■ポイント・コツ
いわしを煮る時は低温(80~90℃)を保つようにします。温度が高くなると素揚げのようになってしまうため、ふつふつと静かに気泡が上がる程度の火加減にしましょう。レシピではタイムを使用しましたが、ローリエのみでもおいしく仕上がります。また唐辛子やにんにくの有無はお好みで調整してください。
■おすすめの食べ方・料理へのアレンジ方法
作ったオイルサーディンは日々の料理からおもてなしまで大活躍!オイルサーディンを油ごと盛り付けて横にバゲットを添えれば、おしゃれなおつまみが完成します。玉ねぎやにんじんを薄くスライスし、オイルサーディン、レモン、塩こしょうなどと一緒に和えるマリネもおすすめ。
オイルサーディンを油ごとキャベツと炒め、ゆでたパスタと和えるペペロンチーノも絶品です。
■自家製オイルサーディンを楽しもう
ハーブやオリーブオイル、にんにくの香りをまとった、旨みたっぷりの「オイルサーディン」。自家製なら塩加減やハーブの種類など、好みに合わせて作れます。
そのまま食べておいしいのはもちろん、マリネやソテー、パスタ、おつまみなど、さまざまな料理に活用できるのも魅力です。調理時間はかかるものの工程はとっても簡単なので、ぜひ手作りにチャレンジしてみてください。
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※2023年1月24日現在の情報です。