子どもが喜ぶ!失敗なしのパウンドケーキのレシピ【元パティシエ考案】
2022年07月26日 更新
■元パティシエが「パウンドケーキ」のレシピを伝授!
3児の母で、年間100日以上お菓子作りをしている元パティシエのsaraです。子どもたちのおやつは基本的に手作りのもの!そのなかでも子どもたちが大絶賛するプレーンパウンドケーキのレシピをご紹介します。
■しっとりふわふわ。絶賛パウンドケーキ(調理時間:60分)
焼きたてはふわふわ、ひと晩おくとしっとり食感に仕上がるパウンドケーキのレシピです。ボウルに材料を順番に入れて混ぜるだけの手軽さも嬉しいポイント。
子どもたちにあげると、ひと晩おく前になくなっちゃうほどの人気メニューです!ふわふわに仕上げるためのポイントを守れば、失敗せずにみんなに絶賛されるパウンドケーキが作れますよ♪
■材料(20×8cmのパウンド型1台分)
★北海道バター(食塩不使用)……100g
・グラニュー糖……80g
★こだわり新鮮たまご……2個
・薄力粉……100g
・ベーキングパウダー……3g
・バニラビーンズペースト……小さじ1/2杯
★=セブンプレミアムです。
■下準備
・バターと卵は室温に戻しておく
・薄力粉とベーキングパウダーは合わせてふるっておく
・パウンド型にオーブンシートを敷いておく
・オーブンは170℃に予熱しておく
■作り方
1. バターを混ぜる
ボウルに柔らかくしたバターを入れて、クリーム状になるまで泡だて器で混ぜます。
・ポイント
バターが固いとなめらかに混ざらないので、必ず事前に室温に戻し、指がすっと入る固さにします。
2. グラニュー糖を加えて混ぜる
グラニュー糖を加えて、空気を含ますように白っぽくなるまですり混ぜます。
・ポイント
空気を含ませることでふわふわとした食感に仕上がるので、ここでしっかりと混ぜることが大切です。もしおうちにあれば、ハンドミキサーを使うのもおすすめです。
3. 卵を少しずつ加えて混ぜる
よく溶いた卵を5~6回に分けて加え、そのつどよく混ぜます。この工程がパウンドケーキを作るうえで一番重要なので、丁寧に作業しましょう。
・ポイント
バターと卵は混ざりにくく元々分離しやすい食材です。一気に卵を加えてしまうと分離するので、必ず少しずつ加えましょう。卵を加えて完全に混ざったら次の卵を加えるといったように、しっかりと混ぜるのがポイントです。
もし分離してしまった場合は分量内の薄力粉を大さじ1杯加えて混ぜるか、40℃の湯煎にかけてしばらく混ぜるとなめらかな状態に戻ります。
4. バニラビーンズペーストを加えて混ぜる
バニラビーンズペーストを加えて全体を混ぜ合わせます。バニラの風味が加わることでワンランク上のパウンドケーキに仕上がります。
5. 粉類を加えて混ぜる
ふるった薄力粉とベーキングパウダーを加えて、ゴムベラで最初は切るようにさっくりと混ぜます。粉っぽさがなくなってきたら底からすくうようにして、生地にツヤが出るまで混ぜます。
・ポイント
ゴムベラをグルグルと練らないように意識して混ぜましょう。練ってしまうとグルテンが発生して生地の焼き上がりが硬くなってしまいます。生地にツヤが出たら、すぐに混ぜるのを止めてください。
6. 型に生地を入れる
型に生地を入れてゴムベラで表面を平らにならします。型を10cmほどの高さから台に2回落として空気を抜きます。
・ポイント
そのまま焼くと生地に大きな気泡ができてしまうので、トントンと台に落として余分な空気を抜いておきましょう。
7. 生地を焼く
170℃のオーブンで40~45分焼きます。焼き上がりの目安は中心部分を押して弾力があるかがポイントです。もし分かりづらい場合は竹串を刺して、生地がついてこないか確認します。
・ポイント
焼き始めてから10分後に濡らしたナイフで中心に切れ目を入れます。この作業をすることで表面がきれいに割れ、生焼けも防ぐことができます。
8. ラップで包む
焼けたら台に落として焼き縮みを防ぎます。型から出して網の上で冷まし、粗熱が取れたらラップで全体を包みます。
・ポイント
ラップで包むと乾燥せずしっとりと仕上がります。時間があれば1~3日ほど置くとさらにおいしくなります。
9. ラップを外す
食べる際はラップを外し、好きな大きさに切り分けて完成です。
■コツ・ポイント
パウンドケーキのコツはとにかく混ぜること。粉を入れる工程までは空気を含ますようにしっかりと混ぜると、ふわふわ食感に仕上がります。筆者はたまに子どもにお手伝いしてもらっていますよ。
ただし粉を入れたあとは硬くなってしまうので、練らないように混ぜるのが大事なポイント。混ぜ方のコツさえ押さえれば、誰でも絶品パウンドケーキが作れます!
■おすすめのラッピング方法
パウンドケーキにぴったりな簡単ラッピング方法をご紹介します。用意するものは10cm幅の袋、5cmほどに切った麻紐、好きなシールの3つ。
袋の中に2cmほどに切ったパウンドケーキを入れ、袋口を折り返してテープで止めます。表面に紐を丸めるようにしてのせ、お好みのシールで止めれば完成です。麻紐はリボンで代用してもOK♪ 少ないグッズでお洒落に仕上がりますよ。
■パウンドケーキの保存方法・日持ち
パウンドケーキは水分が少なく比較的日持ちするお菓子なので、常温で5~6日は保存できます。夏場は傷みやすいので冷蔵保存しましょう。いずれも乾燥防止のため、ラップでしっかりと包んでおきます。
すぐに食べきれない場合はひと切れずつラップで包み、ジッパー付きの食品保存用袋に入れて冷凍庫で1か月保存可能です。食べる際は冷蔵庫で自然解凍し、電子レンジ600Wで20秒加熱するとふわっとした食感が戻りますよ。
■使用した食材はこちら
北海道バター(食塩不使用) 150g
https://7premium.jp/product/search/detail?id=3048
価格:税込361円
北海道十勝産の生乳を使用した食用不使用のバターです。150g入りと、風味を損なわずに使い切りやすいサイズ感も嬉しいポイント。料理にもお菓子作りにも最適です。
こだわり新鮮たまご 10個入
https://7premium.jp/product/search/detail?id=4246
価格:税込257円
コクのある味わいが楽しめる、鮮やかで深みのある黄身が特徴の卵です。出荷から店頭までチルドで運ばれているのでとても新鮮!生産履歴がわかり安心です。
■今すぐ食べたい時はこちらがおすすめ
フルーツパウンドケーキ 1個入
https://7premium.jp/product/search/detail?id=8603
価格:税込181円
発酵バターとラム酒が香る、上品な味わいのパウンドケーキです。5種類のフルーツがたっぷりと入っているので食べ応え抜群。しっとりとした食感がやみつきになりますよ。
■基本を押さえて絶賛パウンドケーキを作ろう
シンプルがゆえに作り手の技術が出やすいお菓子「パウンドケーキ」。コツを押さえれば簡単に作れるので、子どもたちのおやつにぴったりですよ。プレーンの作り方を覚えたら、ドライフルーツやナッツなどをいれてアレンジしてもGOOD!ご紹介したポイントをしっかりと押さえて、みんなに誉められるおいしいパウンドケーキを作ってみてくださいね。
写真・文/sara
元パティシエ・毎週お菓子作りを楽しむ3児の母
元パティシエで商品開発の仕事も担当していました。現在は3児の母で子どもたちと楽しく&おいしく作れるお菓子を日々考案しています!
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※2022年7月26日現在の情報です。