健康 減塩シリーズ紹介
2019年10月04日 更新
厚生労働省は、食塩の1日の摂取目標を成人男性8g未満・成人女性7g未満としていますが※1、実際の 1日あたりの平均食塩摂取量は、男性10.8g、女性9.1gとなっています※2。
データからみても、日本人は塩分を摂りすぎていることがわかります。
※1 「日本人の食事摂取基準(2015年版)」(厚生労働省)
(https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000041733.html)
※2 「平成29年国民健康・栄養調査」(厚生労働省)
(https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kenkou_eiyou_chousa.html)
をもとに株式会社セブン&アイホールディングス作成
人間に必要不可欠な塩分ですが、摂りすぎは高血圧のリスクが高まるおそれがあります。血液中のナトリウム濃度(塩分)が上がると、バランスを保つため体は水分 を取り込み、血液量が増えて血圧が上がるためです。また、顔や手足など体がむくむ症状も現れやすくなります。
人間に必要不可欠な塩分ですが、摂りすぎは高血圧のリスクが高まるおそれがあります。血液中のナトリウム濃度(塩分)が上がると、バランスを保
つため体は水分を取り込み、血液量が増えて血圧が上がるためです。また、顔や手足など体がむくむ症状も現れやすくなります。
生活習慣病のリスクと腎臓への負担を軽減できます。また普段から濃い目の食事が多い塩分過剰タイ プの方は日常的にむくんでいる可能性があります。そのような場合、減塩を意識した食生活を取り入れ ることによって体内の余分な水分が排泄され、むくみが解消されることがあり、その結果減量につながる場合もあります。
減塩にはいくつか方法がありますが、大きくは
① 使う量を減らす ② 口に入れる量を減らす という方法に分類できます。
①は、「調味料を減塩商品に置き換える」・「調理で使う塩を減らす」など調理の段階で減塩する方法です。
②は、「調味料を"かける"のではなく"つける"」など、食べる段階で減塩する方法です。
減塩初心者の方には調味料や食材を減塩商品に置き換える方法が、手軽に始められるのでおすすめです。
SOY食クッキング
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http://soyshoku.com/
[料理監修]
料理研究家 坂東万有子
SOY食クッキング主宰。企業レシピ開発・コラム執筆・講演のほか、著書に「大豆ミートのヘルシーレシピ」など。大豆ミート料理研究家、食生活アドバイザー。
[記事・料理監修]
管理栄養士 早崎知代
病態栄養と高齢者栄養のメーカー営業を経験後、臨床現場にて栄養指導や食育活動に携わる。日本病態栄養学会会員、日本栄養士会所属