さやいんげんで食感や彩りよく。鶏そぼろの三色丼のレシピ
調理時間
:30分
3種類の味と食感が楽しく、大人から子供まで人気の「三色丼」を作りましょう。汁物や小鉢を添えれば夕食の献立にぴったり。彩り豊かで食べやすいのでお弁当にも人気です。手軽な材料で作れるため、お財布がピンチのときの節約メニューとしてもおすすめ。
緑の彩りには、調理が簡単で食感のアクセントや箸休めになる、さやいんげんを使います。鶏そぼろのひき肉はむね・もものどちらでもOK。作り置きするのもおすすめです。
食材
作り方
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1
さやいんげんは水で洗いキッチンペーパーで拭きます。ヘタを手でそっと折り、筋とつながっていればそそのまま引いて取ります。筋がなければヘタを取るだけで構いません。
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2
鍋に湯500mlを沸かし、塩とさやいんげんを入れて2分ゆでます。ゆで過ぎると食感が落ちるため注意しましょう。
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3
2をザルに上げて、すぐに冷水に浸します。こうすることで、余熱で火が通りすぎることなく、食感も色も良く仕上がります。
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4
さやいんげんの水を切り、キッチンペーパーで拭いてから斜め切りにします。斜め切りにすると盛り付けやすく、しゃきしゃきとした歯ごたえを楽しめます。
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5
鶏そぼろを作ります。鍋に鶏そぼろの材料をすべて入れ、菜箸4本でよく混ぜます。菜箸を4本使うことでほぐしやすく、固まった状態で火が通るのを防ぐことができます。
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6
弱めの中火にかけ、菜箸4本で常に混ぜながら煮ます。鶏ひき肉に火が通るにつれて粒がほぐれ、肉汁が出始めます。
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7
時々混ぜながら煮詰め、鍋底の汁がなくなれば完成です。多めの量なので、余った分は密閉容器に入れて冷蔵保存し、2~3日で食べ切ってください。
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8
卵そぼろを作ります。卵を溶き、塩とみりんを加えて混ぜます。フライパンに卵液を流し入れ、中弱火にかけます。卵の淵が固まり始めたら、弱火にして菜箸4本で混ぜ続けます。鶏そぼろ同様、菜箸を4本使うことでほぐしやすくなります。
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9
細かなそぼろ状になり、そぼろ同士がくっつかなくなったら完成です。火からおろし、すぐ皿に移します。フライパンに置いたままにすると、余熱でそぼろが固くなるため注意しましょう。
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10
丼に温かいごはんを平らに盛り付けます。鶏そぼろと卵そぼろを左右半分ずつのせて、ごはんの表面を覆います。2種類の境目にさやいんげんを並べ、お好みで紅しょうがをのせれば完成です。
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ポイント・コツ
さやいんげんを食感良く色鮮やかに仕上げるコツは、塩を入れてゆでること、すぐに冷水に浸けることです。鶏・卵のそぼろは、あらかじめ材料を混ぜ合わせてから火にかけ、4本の菜箸で混ぜ続けるとダマになりません。さやいんげんは薄味でさっぱりとしているため、鶏と卵のそぼろでごはんの表面を覆った上にのせて、箸休めにしましょう。
■さやいんげんは電子レンジで調理してもOK
さやいんげんは電子レンジで下ごしらえすることもできます。ヘタを取ったさやいんげんを水で濡らします。次に耐熱皿にのせて塩少々を振り、ふんわりラップをかけて電子レンジ600Wで2分加熱しましょう。冷水に浸してから水を切れば完成です。
■具材や味付けのアレンジ方法
三色丼の鶏そぼろは、合い挽き肉や豚ひき肉でも同様に作れます。またコチュジャンを足して韓国風に、カレー粉を足してカレーそぼろにするなど、味付けのアレンジもおすすめです。
冷凍さやいんげんを使う場合は、冷蔵庫での自然解凍か熱湯でさっとゆでるのがおすすめです。電子レンジで解凍すると水分が出て食感が落ちてしまいます。
■三色丼はさやいんげんがアクセント!
茶・黄・緑の彩りが食欲をそそる三色丼は、手軽な材料で作れる人気のメニューです。鶏そぼろと卵そぼろはごはんがすすむ味付けなので、さっぱりと薄味でしゃきしゃき食感のさやいんげんが良いアクセントになります。
3種の味や見た目を活かすコツを押さえて、夕食やお弁当においしい三色丼を作ってみてください。
写真・文/suncatch
パンシェルジュプロフェッショナル/食生活アドバイザー/薬膳コーディネーター
パンとフルーツを愛するパンシェルジュライターです。食べっぷりの良い4人家族の主婦として日々奮闘中。手軽に作れるパンや、季節の味覚を取り入れたシンプル料理が得意です。
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※2023年1月23日現在の情報です。