昆布茶でワンランク上の味に！きのこの和風パスタのレシピ

麺類

野菜

調理時間

：10分（※お湯を沸かす時間は含みません）

旨みたっぷりの昆布茶は、パスタの味付けに大活躍。具材がきのこだけでも、深みがあって満足度の高いひと皿に仕上がります。盛り付けてからさらに昆布茶を振りかけると、カリッとした食感がアクセントに。舌の上に塩気を感じ、食欲をグッとそそられること請け合いです。

具材を炒めるかたわらでスパゲッティをゆでれば、調理にかかるのはわずか10分ほど。パパッと食事を済ませたい時に重宝します。

【1人分】

★早ゆでスパゲッティ（1.6mm）

100g

しめじ

100g

エリンギ

100g

★北海道バター（加塩）

10g

★お塩

適量

昆布茶

小さじ1杯

しょうゆ

小さじ1/2杯

刻み海苔

少々

★＝セブンプレミアムです。

1

しめじの石づきを切り落とし、手で小房に分けます。
2

エリンギを5mm幅の薄切りにし、さらに食べやすく切り分けます。炒めると縮むため、あまり小さくしすぎないのがおすすめです。
3

フライパンにバターを入れてやや弱めの中火で熱し、しめじとエリンギをフライパンいっぱいに広げ入れます。触らずじっくりと焼き付けるように加熱します。
4

きのこの良い香りが立ち、底面に焼き色が付いてきたら底から返すようにひと混ぜします。8割方火が通るまで炒めたら、火を消して麺がゆで上がるまで置いておきます。
5

鍋に湯（分量外）をたっぷりと沸かし、塩を入れます。塩の量は湯1000mlに対し10gが目安です。塩を入れることでスパゲッティに下味がつき、仕上がりの味が締まります。
6

スパゲッティを放射状にばらけさせながら入れます。こうすることでゆでている間に麺同士がくっつきにくくなります。スパゲッティがしなってきたら、菜箸やトングで麺をすばやく湯の中に沈めます。
7

湯が軽く沸騰する状態を保つように火加減を調節しながら、袋の表記より1分短くスパゲッティをゆでます。麺同士がくっつかないよう、時々かき混ぜながらゆでてください。なおゆで時間を短くする理由は、のちほど具材と炒め合わせるときに、麺を再加熱するからです。
8

スパゲッティがゆで上がったらザルには上げず、トングで麺を掴んで直接フライパンの中に入れます。こうすることでゆで汁がほどよく加わり、麺と具材が絡みやすくなります。
9

昆布茶としょうゆを加えます。中火にかけ、サッと炒め合わせます。混ざりにくい場合は、麺のゆで汁を少量加えると良いでしょう。
10

スパゲッティに味が絡んだら皿に盛り、昆布茶をひとつまみ（分量外）指で軽くすりつぶしながら散らします。仕上げに刻み海苔をトッピングすれば完成です。
ポイント・コツ

レシピではしめじとエリンギを使用していますが、まいたけやしいたけなどお好きなきのこでお作りいただいて構いません。炒める際は焼き付けるようにじっくり火を通すと、素材本来の旨みや風味がグッと引き立ちます。なお仕上げに昆布茶をひと振りするので、味付けはあまり濃くしすぎないのがポイントです。

■具材・味付けのおすすめアレンジ

【具材のアレンジ方法】

ボリューミーに仕上げたい場合は、具材にベーコン、ウインナーソーセージ、しらす、ツナなどを加えると良いでしょう。ただし塩気のある食材を加える際は、味付けを適宜調節してください。玉ねぎや長ねぎを足して食感をプラスしたり、アスパラガスや桜えびで彩りをアップさせたりするのもおすすめです。

【味付けのアレンジ方法】

味付けの際に生クリームを加えると、こってり系のクリームパスタに大変身。バターの代わりにオリーブオイルを使用し、にんにくと唐辛子を入れば、ペペロンチーノ風にもアレンジできます。マヨネーズを入れてコクをプラスしたり、しょうゆではなくめんつゆを入れて旨みを倍増させたりするのもおすすめです。

■昆布茶があれば味が簡単に決まる！

調味料をあれこれ使わなくても、昆布茶があればパスタの味がバシッと決まります。一度使い勝手のよさを知ったら、常備したくなること間違いなしです。きのこだけでシンプルに作るもよし、ベーコンを加えたり、生クリームを入れたりしても絶品。基本レシピをマスターしたら、ぜひいろいろなアレンジに挑戦してみてください。

写真・文／pomipomi