食べた人から絶賛される！ふわしゅわ「スフレチーズケーキ」のレシピ
調理時間
: 90分
■元パティシエ直伝！ふわふわスフレチーズケーキの作り方
3児の母で、年間100日以上お菓子作りをしている元パティシエです。口の中でしゅわしゅわと音がする、ふわふわ食感のスフレチーズケーキのレシピをご紹介します。勤務していたパティスリーのレシピをベースに、おうちでも作りやすいよう材料と作り方を工夫しました。食べた人みんなから大絶賛の絶品スフレチーズケーキです！
■ふわしゅわ食感。スフレチーズケーキ
お店で売っているようなおいしさのスフレチーズケーキを、おうちで作ってみましょう！スフレチーズケーキは作り方に少しコツがいりますが、ポイントを押さえればだれでもふわふわに仕上がりますよ。
焼きたてはチーズの味が濃くふわふわ、しっかり冷やすと口に入れた瞬間しゅわっと溶ける食感に。温かい状態でも冷たくしても、お好みの食感と味わいで召し上がってみてくださいね。
作り方
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1
下準備
・クリームチーズは電子レンジ600Wで1分加熱する。
・卵は卵黄と卵白に分け、卵白は使う直前まで冷やしておく。
・型に繰り返し使えるオーブンシートを敷いておく。
・薄力粉はふるっておく。
・オーブンは190℃に予熱しておく。
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2
クリームチーズを練る
ボウルにクリームチーズを入れて、ゴムベラでなめらかになるまでよく練ります。
【ポイントとコツ】
クリームチーズのダマが残ってしまうのを防ぐために、電子レンジで加熱したあとにゴムベラで固まりがなくなるまでしっかりと混ぜます。
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3
卵黄と牛乳を加えて混ぜる
卵黄をひとつずつ加えてそのつど泡だて器で混ぜ、牛乳を少しずつ加えてよく混ぜます。
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4
薄力粉を加えて混ぜる
ふるった薄力粉を加えて、生地にツヤが出るまで混ぜます。
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5
卵白のコシをほぐす
ボウルに卵白を入れて、ハンドミキサーの低速で30秒ほど混ぜて卵白のコシをほぐします。
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6
メレンゲを作る
グラニュー糖とレモン果汁を加えて、ハンドミキサーの高速でよく泡立てます。ツノの先端が深く折れ曲がるくらいの固さが目安です。
【ポイントとコツ】
グラニュー糖を一気に全量加えることで泡立てに時間はかかりますが、キメが細かく安定性の高いメレンゲに仕上がります。
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7
半量のメレンゲとチーズ生地を混ぜる
工程4のボウルにメレンゲの半量を加えて、泡だて器ですくうように混ぜます。
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8
残りのメレンゲを加える（生地の完成）
残りのメレンゲを加えて、ゴムベラでムラがなくなるようにしっかりと混ぜ合わせます。
【ポイントとコツ】
メレンゲの泡がつぶれてしまうのが心配になるかもしれませんが、混ぜ不足は表面割れの原因にもなるので、30回ほどよく混ぜ合わせます。
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9
型に入れる
型に生地を入れて台に2回ほど軽く落とします。型より大きいバットや型にぬるま湯を入れ、生地の入った型を入れます。
【ポイントとコツ】
底取れ型を使う場合はお湯が入ってしまうので、必ず底部分をアルミホイルでおおってください。
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10
オーブンで湯せん焼きする
190℃のオーブンで15分焼いたらオーブンの扉を開けて蒸気を逃がし、110℃に温度を下げてさらに60分焼きます。
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11
型から取り出す
粗熱が取れたら型から取り出します。お好みでアプリコットジャムとお湯を同量で割ったものをはけで表面に塗ると、ツヤが出てきれいに仕上がります。
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ポイント・コツ
スフレチーズケーキを割れにくく、ふわふわに仕上げるための【ポイント・コツ】をお伝えします。ぜひこのポイントを守っておいしいスフレチーズケーキを作ってくださいね。 【メレンゲは泡立てすぎない】 メレンゲをツノがピンと立つまで固く泡立ててしまうと、チーズ生地とうまく混ざらず表面が割れる原因になります。また固いメレンゲをしっかりと混ぜようとして生地を混ぜすぎてしまい、生地があまり膨らまなくなることも。メレンゲはツノが深くお辞儀する固さを目安に泡立てましょう。 【生地はしっかりと混ぜる】 メレンゲをチーズ生地に加える際、泡をつぶさないようにして混ぜが足りないと、メレンゲの泡が残り表面が割れる原因になります。また混ぜすぎてしまってもあまり膨らみません。メレンゲの筋が見えなくなってから、20～30回ほど混ぜ合わせるようにしましょう。 【オーブンシートにサラダ油を塗る】 スフレチーズケーキは側面にオーブンシートのしわが残りやすいケーキです。繰り返し使えるオーブンシートなら跡が残らず側面がきれいに仕上がります。また滑りがいいため、表面の割れも起こりにくいです。繰り返し使えるオーブンシートがなければ、通常のオーブンシートにサラダ油を塗って使用してください。 【オーブンは高温＆低温を組み合わせて】 高温のオーブンで最後まで焼いてしまうと、表面はほぼ100％割れてしまいます。かといってずっと低温だとおいしそうな焼き色がつきませんし、表面がツヤっときれいに焼き上がりません。最初に高温で焼き色をつけてから低温でじっくりと焼くと、高さとツヤのあるきれいなスフレチーズケーキに仕上がります。 【使用する「牛乳」と「生クリーム」の違い】 もしおうちに半端に余った生クリームがあれば、牛乳を生クリームへ置き換えるのもおすすめです。生クリームは牛乳に比べて油分が含まれているため、しっとり感が少し増した仕上がりに。また牛乳で作ったスフレチーズケーキよりもコクがある濃厚な味わいになります。
■型を変えたりチョコレートを加えたりしてアレンジも！
丸型の代わりにマフィン型で焼くのもおすすめ（レシピの分量はマフィン型約10個分です）。マフィン型を使う場合は、150℃のオーブンで40分間湯せん焼きします。ミニサイズで食べやすいので、我が家の子どもたちにはマフィン型で焼いたもののほうが人気ですよ。
また溶かしたビターチョコレート100gを工程3のあとに加えて通常通り焼くだけで、簡単にチョコレート味のスフレチーズケーキが味わえます。画像のものはマフィン型で焼いたチョコスフレチーズケーキです。濃厚なチーズとチョコレートの味わいはたまりません。
■お店クオリティのふわふわスフレチーズケーキを作ってみよう
むずかしそうなイメージのある「スフレチーズケーキ」ですが、作り方の工程は意外に簡単。混ぜ方やメレンゲの固さなどのポイントを押さえれば、だれでもふわしゅわ食感のスフレチーズケーキが作れますよ。慣れたらパウンド型やマフィン型など違う型で作るのもおすすめです。みんなに喜ばれる絶品スフレチーズケーキをぜひ作ってみてくださいね。
写真・文／sara
元パティシエ・毎週お菓子作りを楽しむ3児の母
元パティシエで商品開発の仕事も担当していました。現在は3児の母で子どもたちと楽しく＆おいしく作れるお菓子を日々考案しています！
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※2022年9月23日現在の情報です。