おいしさ主役級！さやいんげんの天ぷらのレシピ【かき揚げアレンジ付き】

■少量作りたい時・少ない油で揚げたい時は？

少量の天ぷらを作る時は、衣の卵と片栗粉をマヨネーズに置き換えると、分量が調整しやすく便利です。薄力粉・冷水が各大さじ3杯、マヨネーズ小さじ1杯の割合が目安。マヨネーズには卵と油分が含まれており、卵がコクを与え油分が衣の粘りを抑えます。

少ない油で「揚げない天ぷら」を作る場合、油の量はさやいんげんが半分浸かる高さが目安です。熱したフライパンに衣をくぐらせたさやいんげんを入れ、しばらく触らずに待つのがポイント。裏返して両面を揚げ焼きにします。油の温度が上がりやすいので、目を離さず揚がり具合を見ながら調理してください。

■常備野菜でかき揚げにすればボリュームアップ！

さやいんげんに常備野菜を合わせてかき揚げにすると、一気にボリュームがアップ！メインおかずやかき揚げ丼に変身します。天ぷらでいろんなネタをひとつずつ揚げるのがめんどうな時や、節約したい時にもおすすめです。

さやいんげんは3等分の斜め切り、にんじんは細切り、玉ねぎは薄切りにします（各50g）。ちくわ2本は縦半分に割り斜め切りに。具材を合わせて薄力粉小さじ2杯をまぶし、衣（前述レシピの半量）と混ぜます。おたまですくい取り170℃の揚げ油にそっと入れ、途中で裏返しながら2～3分揚げれば完成です。

■サクサクおいしい！さやいんげんの天ぷらを食卓に

いつもはちょっぴり地味なイメージのさやいんげんですが、天ぷらは人気メニューになること間違いなしのおいしさです。衣の作り方や揚げ方のコツを押さえれば、下ゆで不要でサクサク仕上がります。新鮮なさやいんげんが手に入ったら、ぜひ作ってみてください。

写真・文／suncatch

パンシェルジュプロフェッショナル/食生活アドバイザー/薬膳コーディネーター

パンとフルーツを愛するパンシェルジュライターです。食べっぷりのいい4人家族の主婦として日々奮闘中。手軽に作れるパンや、季節の味覚を取り入れたシンプル料理が得意です。

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※2023年5月22日現在の情報です。