手軽に作れて見栄えは抜群！たこのカルパッチョのレシピ

サラダ・漬物・和え物

魚介類

調理時間

：20分

■いつものたこ刺しをおしゃれなひと皿に

こんにちは。「料理すること食べること」どちらも大好きなレシピライターとも花です。

今回ご紹介するのは、お刺身用のゆでだこを使ったレシピ。わさび醤油でたこの旨みをシンプルに味わうのも良いですが、レモンやパセリ、オリーブオイルでカルパッチョに仕立てるのはいかがでしょうか？簡単なのに見栄えは抜群！白ワインにはもちろん、キリッと冷やした辛口の日本酒にも良く合いますよ。

■レモンの香り弾ける。たこのさわやかカルパッチョ

メイン素材はゆでだこひとつ。おうちで手軽に楽しめるバル風おつまみです。レモンとイタリアンパセリを使った清涼感あふれるソースが、もともとおいしいたこの味わいをさらに引き上げてくれますよ。

ひと口食べるとたこの濃厚な旨みとソースのさわやかな香りが一度に押し寄せ、「！！」となるおいしさです。レモンの皮の弾ける香味もプラスされて後味はさっぱり。にんにくの香りに食欲が刺激され、あっという間にお皿が空になること請け合いです。

ゆでだこ

200g

レモン

1/2個

イタリアンパセリ

3～4枝

★Aエクストラバージンオリーブオイル

大さじ3杯

★Aにがり塩

ふたつまみ

Aにんにく（すりおろし）

小さじ1/2杯

A粗挽き黒こしょう

少々

★＝セブンプレミアムです。

1

たこをそぎ切りにする

たこは厚さ2mm程度の薄いそぎ切りにします。カルパッチョ用には、ソースが絡みやすくなるそぎ切りの一種“さざ波切り”にするのがおすすめです。そぎ切りにする際、小刻みに包丁を立てたり寝かせたりと、波打つように角度を変えながら切り進めると表面に細かな凹凸ができます。
2

切ったそばから皿に放射状に並べていきます。
3

レモンの皮をむき、果汁を搾る

レモンの皮を1×8cmほどの大きさで切り取ります。白いワタの部分には苦みがあるので、一番外側の黄色い部分をそぐように切ります。果汁はボウルに搾ります。
4

切り取った皮を千切りにします。
5

イタリアンパセリをみじん切りにする

イタリアンパセリは葉を軸からはずし、みじん切りにします。
6

ソースを作る

レモン汁が入ったボウルにAとイタリアンパセリを加えます。
7

白っぽくなるまで良く混ぜればソースの完成です。
8

盛り付ける

皿に盛り付けたたこの上にレモンの皮を散らします。
9

ソースを回しかければ完成です。
ポイント・コツ

レモンは皮ごと使うので、防黴剤や農薬が使われていない国産のものがベスト。国産が手に入りにくい場合は、輸入物でも「ノンケミカル」の表示があるものがおすすめです。

■ひとり分ずつ盛り付けるなら立体的に

家族や気の置けない友人たちとワイワイ楽しみながら、大皿から直接取り分けていただくのも良いですが、おもてなしや改まった席など、はじめからひとり分ずつ盛り付けたい時もありますよね。

ただ、小さなお皿に平面的に盛り付けると、ちょっぴりさみしい感じに……。そんな時には、フルーツを使って立体的に盛り付けるのがおすすめです。たことフルーツを交互にはさむようにして並べると、リズミカルで賑やかな雰囲気になりますよ。

たこに合うフルーツはいろいろありますが、わたし的には甘酸っぱくて色鮮やかなオレンジがイチオシです！

オレンジはヘタと底の部分を切り落し、外皮を果肉に沿ってむき取ります。ひと房ごとに薄皮に沿うよう、包丁をVの字に入れて果肉を取り外します。薄皮に残った果肉を搾って、果汁をソースに加えるのもおすすめです。

■大皿でも銘々皿でも。おしゃれなたこのカルパッチョを作ろう

濃厚な旨みを持つたこはそのまま食べておいしいのはもちろん、さっぱりとした香り高いソースをかければ味わいがグレードアップします。切って盛り付け、ソースをかけるだけでも見栄え良く仕上がりますが、盛り付けを工夫すればおもてなしにぴったりのお店で出てくるようなひと皿に。大皿で、銘々皿でと、その時々のシーンに合わせてお試しください。

写真・文／とも花