煮崩れなしで味しみしみ。牛肉と里芋の煮物のレシピ

里芋の下ごしらえをする

里芋は水に濡れるとぬめりが出て、むきにくくなります。よって洗う前に皮をむくのがおすすめです。乾いた包丁とまな板を使い、まずは里芋の両端を垂直に少し切り落とします。

里芋の丸みに沿って、側面の皮をむきます。

水を張ったボウルの中で里芋の土を落としつつ、むき残した皮があれば爪でこそげ取ります。

ボウルを一旦きれいにし、里芋と塩大さじ1杯（分量外）を入れます。ぬめりが出るまで手でもみます。

流水でぬめりと塩を洗い流します。ぬめりを落とすことで味がしみ込みやすくなるほか、ほくほくとした食感に煮上がります。なお里芋が大きければ、このあとひと口大にカットしてください。

牛こま肉を切る

牛こま肉は1枚1枚が長ければ、包丁でざっくりと切ります。

具材を炒め、煮る

フライパンにごま油を入れて中火で熱し、牛こま肉としょうが（すりおろし）を加えて炒めます。

牛こま肉の色が8割方変わったら、里芋を加えて炒め合わせます。里芋を炒めることで表面に油膜ができ、旨みが逃げにくくなるほか、煮崩れしにくくなります。

里芋に油がまわったらAを加え、2分ほど炒めます。水を加える前に調味料を絡めることで、味が入りやすくなります。

水を加えて軽くかき混ぜます。

フツフツと沸いたら弱火にし、クッキングシートで落し蓋をします。

さらに蓋をし、里芋がやわらかくなるまで20分ほど煮ます。

里芋に爪楊枝を刺してみてスッと通ったら、蓋と落し蓋を取ります。里芋を一度裏返し、強めの中火にします。煮汁を時々かけながら煮詰めます。

5分ほど煮詰め、水分がほとんどなくなったら火を消します。

器に盛り付ければ完成です。