旨みと塩気、甘みが絶妙!キャベツのアンチョビ炒めのレシピ
調理時間
: 15分
■いつもの料理をアンチョビでワンランクアップ
こんにちは。「料理すること食べること」どちらも大好きなレシピライターとも花です。
今回はイタリア料理やスペイン料理の定番食材「アンチョビ」を使うレシピをご紹介します。アンチョビは私にとっては普段使いする食材というより、いつもの料理を本格的におしゃれに仕上げたい時に使う食材。
ほんのちょっぴり調味料のように使うことが多いため、ひとつの料理で使い切ってしまうことがあまりありません。パスタソースやポテト料理に使ったあとは、冷蔵庫に大概入っているキャベツでパパッと作れる炒め物にして、おいしく消費しています。
■さっと炒めてしゃっきり食感。キャベツのアンチョビ炒め
大きめに切ったキャベツのしゃっきりとした食感と甘みを存分に楽しめる炒め物です。サクサクのにんにくチップと、コクのあるアンチョビが味の決め手。ほどよい歯ざわりを残したいキャベツはサッと炒める程度にとどめて、火を通し過ぎないのがポイントです。
パパッと作れるのであとひと品ほしい時や、おつまみにも適しています。メインに使うのは野菜ひとつとは思えないくらいの、ビールやハイボールにぴったりの濃厚な味わいが楽しめます。
食材
作り方
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1
キャベツをざく切りにする
キャベツは4~5cm角のざく切りにします。ひと口大よりちょっと大きめかな、と感じるくらいがベスト。包丁で切らずに手で大まかにちぎってもOKです。
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2
赤唐辛子の種を取り除く
赤唐辛子は半分に切って種を取り除きます。
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3
にんにくをスライスする
にんにくは薄くスライスします。芯は焦げやすいので取り除いておきます。
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4
にんにくチップを作る
フライパンにオリーブオイルをひき、にんにくを入れてから火を付けます。
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5
中火にかけ、にんにくの縁から気泡が出始めたら弱火に落としてきつね色になるまで熱します。
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6
にんにくの香りが付いたオリーブオイルはフライパンに残し、にんにくはキッチンペーパーに取ります。余分な油を切ることでサクサクの食感になりますよ。
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7
フライパンにアンチョビを入れて崩しながら熱する
フライパンにアンチョビを入れてヘラで崩しながら弱火で熱します。製品によってペースト状になるものもあれば形が残るものもありますが、じっくり炒めてオイルに旨みを移せばOKです。
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8
赤唐辛子を加えてオイルになじませ、辛みを移します。
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9
キャベツを加えて炒める
赤唐辛子が色鮮やかになったらキャベツを加えて強火にします。
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10
オイルソースを絡めるように混ぜながら1分ほど炒めます。
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11
粗挽きこしょうとイタリアンパセリを加え、全体をザッと混ぜたら火から下ろします。
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12
盛り付ける
皿に盛り付け、にんにくチップを散らせば完成です。
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ポイント・コツ
ご使用になるアンチョビによって塩気に違いがあるので、最後に味を見て足りなければ塩適量(分量外)を加えて調整してください。
■“プラス”レモンでホットサラダ風に
生のイタリアンパセリとスライスレモンをトッピングし、レモン汁をたっぷり振りかければホットサラダ風に。鮮烈な香りと酸味が加わり、さっぱりといただけますよ。小洒落た雰囲気も出せるので、おもてなしのテーブルにもおすすめです。
■あとひと品やおつまみに!キャベツのアンチョビ炒めを作ろう
塩気や魚介の旨みをいかしたキャベツのアンチョビ炒めは、少ない食材で手軽に作れるのに満足感バッチリなのがうれしいひと皿です。アンチョビやキャベツの使い切りに困った時にはぜひお試しください。ご紹介したようにサラダにアレンジしたり、パスタに絡めたりといろいろな楽しみ方ができますよ。
写真・文/とも花
料理家 / レシピライター
息子ふたりと夫と私の4人家族。手間をかけるところと省けるところのメリハリをつけ、作って楽しく身近な人に「おいしい!」と喜んでもらえるようなレシピを考案しています。
https://lit.link/tomoka756
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※2022年9月29日現在の情報です。